長澤 まさみ(ながさわ まさみ、本名同じ、1987年6月3日 - )は、静岡県磐田市出身のタレント、女優、アイドル。
東宝芸能所属。堀越高等学校卒業。身長168cm。血液型はA型。愛称はまぁちゃん、まっさん。父親は元ジュビロ磐田監督の長澤和明。
経歴
第5回(2000年度)東宝「シンデレラ」オーディションに応募。
35,153人の中から史上最年少の12歳でグランプリに選ばれ、芸能界入り。同年公開の『クロスファイア』でスクリーンデビュー。
後年、本人は「シンデレラになったらすぐに有名女優になれるのかと思っていた」と語っている。
その後ティーン雑誌『ピチレモン』の専属モデルとなる。 2002年にヤマザキナビスコのCMに出演。
これが好評で長澤の名前をまだ知らない人向けに雑誌やテレビでは「ヤマザキナビスコのCMに出ている美少女」と表現されることがこの頃多かった。 2003年には『ロボコン』に出演。
初主演作品でもあるこの作品は、やる気のない女子高専生が、ロボコン大会を通じて自立して行くと言う青春映画である。
この作品により、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞等を受賞。
本人はこの映画を通じて演技に目覚めたとの事で、今もなお最も好きな作品に挙げている。
同年公開のゴジラシリーズ第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、及び翌年のシリーズ最終作『ゴジラ FINAL WARS』では、同じ第5回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞に選ばれた大塚ちひろと小美人役で共演し話題を呼んだ。
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のサウンドトラックCDには、大塚と2人で歌った『モスラの唄』が収録されている。
2004年には、社会現象となった興行収入85億円の大ヒット作『世界の中心で、愛をさけぶ』(以下セカチュー)にヒロインとして出演。白血病で逝く薄命の少女役を演じる。
なお、この作品により、第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(すべての部門中史上最年少)等多数の映画賞を受賞した。また、役作りのために髪を剃り上げてスキンヘッドにした。
『セカチュー』と同時期に公開された松竹作品『深呼吸の必要』を経て、『タッチ』『ラフ ROUGH』に主演した。最新主演作『涙そうそう』は興行収入30億円を超えた。
2005年には各方面で話題を呼んだ『ドラゴン桜』に、2006年には大河ドラマ『功名が辻』に出演。同年秋には、かつて薬師丸ひろ子が主演して記録的大ヒットとなった映画『セーラー服と機関銃』のリメイクとなる連続ドラマに主演し、同名の主題歌を「星泉」名義で発表した。
2006年3月にはオリコンスタイルにて「今最も輝いている女優」ランキングで1位を獲得。また、映画雑誌『キネマ旬報』では「若手映画女優でトップに位置する」とも評された。
1952年からの歴史がある『東宝カレンダー』の表紙を、2005年から3年連続で飾っている。
人物エピソード
人見知りをするため、大勢の人がいるところではあまり話さなくなる。
父・長澤和明は元サッカー日本代表MF。ジュビロ磐田初代監督としてJリーグ昇格に貢献し、のちにL・リーグの鈴与清水ラブリーレディース監督を務め、現在は常葉学園橘高サッカー部監督。
まさみ自身は小さい頃はサッカーが嫌いだった(詳しくは長澤和明の項目を参照のこと)が、第84回全国高等学校サッカー選手権大会に初出場した常葉学園橘高のサッカー部員へミサンガを送った。
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の撮影が主に香川県で行われたため、2004年11月に「香川かがやき大使」に就任し、2005年8月から11月までJR山手線で車体広告電車が運行された。
山手線で運行されていた「キラキラ輝け!香川にタッチ。」皮膚が薄くしわが目立ちやすいと言われることがある。
しわに関して、「笑うと奴らは至る所に出てくる」 と自身のHPで語っているが、「チャームポイントの一つだと思っている」とも述べている。
自身のバストの大きさには以前から自覚がある模様で、『学研BOMB』2003年10月号のインタビュー記事で、「まぁ、お母さん譲りでおっきいほうかなぁ」と語っている。
理想の男性は、自分と目線が同じ位の人。これは価値観が似ていると言う意味ではなく、文字通り「同じ高さの身長」と言う意味。
綺麗な靴を履いて夜の公園を散歩するのが夢。
坊主頭がいい。
また好きな異性のタイプは“ひげのある男性”と言っていたこともあるが、2006年夏の甲子園で全国を沸かせた斎藤佑樹投手がお気に入りらしく、新CMの告白は「ハンカチ王子を意識した」と話し、メディアを沸かせた。
東宝「シンデレラ」オーディションに応募したきっかけは、母親とその友人が優勝賞金100万円に惹かれたため。父の教え子・中山雅史の夫人である生田智子(彼女も東宝所属)からも勧めがあったという。
なおグランプリを受賞した際、自身も賞金の使い道を色々と考えたが、母親が使い道を決めたため、本人は使っていない。
後に親孝行と考えたものの、「流石にがっかりした」と『メレンゲの気持ち』に出演した際に語っていた。
岩手県で開催された、オシャレな髪型を決めるコンテストで2006ベスト・ヘア賞(グランプリ)を獲得した際、「ナスビのへたをイメージした」という髪型で登場。
地元メディアから「岩手の人にメッセージを」とマイクを向けられた際、「ナスビヘアーを流行らせてください」と答えた。
2006年10月発売の雑誌『日経エンタテインメント!』でのインタビューにおいて、好きなアーティストはYUI、尾崎豊、スキマスイッチ、なお、『僕らの音楽』(フジテレビ、2006年12月8日放送)でスキマスイッチと対面し、古くからの曲も聴いている事を含め告白していた。
スキマスイッチの大ファンで、『ラフ ROUGH』のスキマスイッチ生ライブ付試写会では、シークレットゲストとして、登場。舞台袖裏で、このライブを聞いて感激。二人に会うなり、「大好きです!」を連発。
好きな映画は『パッチギ!』(『タッチ』公開時に行われたムービーウォーカーのインタビューでは『ジョゼと虎と魚たち』を挙げている)
目標の女優は松たか子であると語っている。 『やべっちFC』(テレビ朝日、2007年1月1日放送)で、中山雅史から小学校1,2年生の頃に求婚されたと語った。のちに中山は生田智子と結婚したが、長澤はかなりショックだったらしく「大人ってうそつき」と思ったという。
視力が悪いため、小学5年生の頃からコンタクトレンズを使用している。
WIKIより